京都の思い出

10月7日は父の命日で、奈良にあるお墓にお参りに行った。
父は東京生まれだが、父の両親(私の祖父母)は大阪の人で、内田家の菩提寺は奈良にある。子供の頃から家族で墓参りに行くと、京都で何泊かして観光してくるのが常だった。
私が初めて奈良と京都に行ったのは、幼稚園の年長になったばかりの春だったように思う。その頃は祖父母も一緒に住んでいたので、祖父母・両親・妹・私の6人の大移動だった。
子供の頃の京都・奈良には、本当にいろいろな思い出がある。京都・奈良を思うと、どうしても子供の頃の事を思い出さずにいられない。
以下、その思い出のひとつ。

旅行の前日に、みんなで準備をしながら、祖父母が京都についていろいろ教えてくれた。
祖母が、京都には駅前のビルに大きなろうそくが立っていて、夜になると光るんやで、と言う。
私の頭の中には図のような物が浮かんだ。そしてなんて面白いんだろう!と思い、それを見るのをすごく楽しみにしていた。
ところが実際京都に着いて、あれがろうそくや、と祖父母に教えられた「ろうそくタワー」は、私が思っていたのとぜんぜん違って、ずいぶんガッカリした。ぜんぜんろうそくじゃないじゃん!と思った。

といっても、ガッカリした気持ちはよく覚えているが、その時見た「ろうそくタワー」の姿は覚えていない。
そして今でも、京都駅前というと、子供の頃に思い描いたほうの画像を思い出す。なぜかそっちのほうが、自分にはリアリティーがある気がする。

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# by nu913 | 2017-10-13 15:25 | 考える事など | Comments(0)

Yちゃんの思い出

小学生の同級生だったYちゃんは特に仲の良い友達というわけではなかったが、ひとつ印象的な思い出がある。

5年生くらいだったか、家庭科の授業で刺繍の実習があり、チェーンステッチというものを習った。先生の説明を聞いた後、それぞれが練習用の布に5センチくらい刺繍して提出するのだが、私はわけがわからず途方に暮れていた。
するとYちゃんが近くにやって来て「教えてあげようか?」と言い、とてもわかりやすく具体的に説明してくれた。おかげで私はチェーンステッチのやり方を理解し、無事提出することができ、もう私はチェーンステッチは大丈夫だ、と満足していた。Yちゃんは私にだけでなく、教室中を回っていろいろな子に教えているようだった。

少しして、再びYちゃんが私のところに来た。そして困ったように
「ねえ…チェーンステッチってどうやるの?教えて。」と言う。
「え⁉︎ だってさっき私に教えてくれたじゃん!」
と私は驚いた。
「うん…。私、教えるのは得意なんだけど、自分でやるのは苦手なんだよね…。」

はじめは冗談かと思ったが、Yちゃんの持っている練習用の布に縫い付けられている、チェーンステッチとは程遠いぐにゃぐにゃした糸を見て、それが冗談ではなく、ましてや「教えてあげたんだから私のぶんもやって!」という話でもないことがすぐにわかった。
(ちなみにYちゃんは手が不自由という訳ではない。)
私は呆気にとられながら、Yちゃんの布にYちゃんに教えてもらったチェーンステッチを施して、Yちゃんに返した。Yちゃんは「ありがとう!」と嬉しそうに言ってそれを提出しに行った。

手取り足取りという感じで教えてくれたのに、自分ではできないなんて、そんな事もあるのだなあ・・と、今でも不思議に思う。
Yちゃんどうしているかなぁ。


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# by nu913 | 2017-10-05 19:58 | 考える事など | Comments(0)

小沢一郎

2004年頃に、ポストに入っていたチラシを見て描いた小沢一郎さんです。描いてみたくなる顔(姿)と、その人が好きか嫌いかはぜんぜん関係ありません。
やはり「濃いおじさん」が一番描いていて面白いです。
逆に、描くのが苦手なのは「若い美人な女性」なのですが。


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# by nu913 | 2017-10-03 13:50 | 似顔絵 | Comments(0)

表したい「感じ」

絵で表してみたい「感じ」はいろいろあるが、小さい子供の頃の、夢なのか現実なのか、自分の想像なのかよくわからない、ボンヤリした記憶の、思い出すととてつもない懐かしさにおそわれる「感じ」も、その1つだ。
どうやったらそれが現れるのか。
それは別に、子供の姿を描いたものとは限らない。抽象画になるかもしれないし、風景画かもしれないし、物体を描いたものかもしれない。
その「感じ」だけを追求しているわけではないが、いつか表せたらいいな、と思う。


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「磁石」

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# by nu913 | 2017-10-01 18:41 | 小学生の絵 | Comments(0)

ブルースター

多摩六都科学館という施設がわりと近くにあり、年に3回くらいは子供と一緒に行っている。(ここのプラネタリウムは世界一に認定されているそうで、先日初めて見たが、確かに素晴らしかった。)

ここはミュージアムショップも楽しい。科学に関する不思議なおもちゃや本、文具などが売っていて、スタッフの方々もいつもにこやかでとても感じが良い。
私は行くたびに「ブルースター」というホログラムのシールを買っていた。これは手帳やカレンダーにマークとして貼るのに、これ以上ないというくらい私の望む条件を満たしているスグレモノだった。
ところが、ここ2回続けて売り切れていたので、先日スタッフの方に聞いてみたところ、感じの良さはそのまま「あれはほとんど売れなかったので、販売を打ち切りました。あまり人気が…。」と、ショッキングな事を打ち明けられた。私にとってはパーフェクトで、大人気だったのに!!・・

それでもあきらめきれず、数日後、輸入元(シールは韓国製)にメールで問い合わせてみたが、現在は取り扱いがなく、販売終了から日数も経過しているため店舗でも在庫がないと思われる、という内容の、丁寧な返信が来た。
あ〜、こんな事なら、10枚くらい買い占めておくんだった・・と後悔。


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# by nu913 | 2017-09-30 00:22 | 考える事など | Comments(0)

トルシエとダバディ

私はフランス語の響きが大好きなのだが(しゃべれません)、2002年のワールドカップの時、唐突にテレビから流れてきたフランス語に釘付けになった。サッカーにはまったく興味がない。そのサッカーと、フランス語の組み合わせが、私の中ではとっても新鮮だったのだ。
フランス語を発していたのは、日本代表選手の監督、フィリップ・トルシエ。それ以降なんとなくトルシエが気になるようになり、そのうちかなり強烈な個性の持ち主である事がわかってきた。

その頃私は、個人的にたいへんショックな事があり、鬱々とした日々を送っていたのだが、毎日週刊誌などで報道されるトルシエの奇行を追いかけているうちに、すっかりハマってしまい、それでずいぶん救われたように思う。
もちろんこんな人、近くにいたら大変だろうけど…

その頃描いたトルシエと、通訳のダバディです。


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# by nu913 | 2017-09-28 09:26 | 似顔絵 | Comments(0)

小学生

小学校2年生の息子がいるが、入学したばかりの頃、あまりのランドセルの重さと荷物の多さに驚いた。
それまでの幼稚園では、転んだ時に危ないからなるべく荷物を手にもたないでね〜、という指導で、しかもバス通園だったのが、いきなりズッシリ重いランドセルに、体育着やお道具箱や防災頭巾などを詰めた手提げを持ち、さらに防犯ブザーやキッズ携帯を装着して、登校していく。
自分の時はどうだったのだろう?当然、防犯ブザーや携帯はなかったけれど…
しかし子供は、なぜか荷物の重さに関しては文句を言わない。意外とケロッとして、そのまま走ったり、友達とふざけたりしている。
なんか頼もしいなあと思う。


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「登校」

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# by nu913 | 2017-09-16 09:02 | 小学生の絵 | Comments(0)

はじめまして

突然ですがブログをやってみることにしました。
画家・イラストレーターをしています。描いたものや、日々感じた事などを投稿していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
はじめましてということで、入学式の絵です。


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「ランドセル」

☆ホームページで他の作品も紹介しています。どうぞご覧ください。


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# by nu913 | 2017-09-13 16:54 | ごあいさつ | Comments(0)